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沖縄移住
(1)沖縄県概況
沖縄県は、九州と台湾の間に位置し、南北400km、東西1、000kmの海域に散在する160もの島々からできており、そのうち沖縄本島、宮古島、石垣島、西表島を含む49の島に人が住んでいます。
気候は、我が国唯一の亜熱帯地域として特有の自然環境に恵まれおり、1年を通じて気温があたたかく、真冬でも10度以下になることはめったにありません。
また、約450年続いた琉球王国は恵まれた地理上の位置により、中国との朝貢関係,東南アジア各地との交易,江戸幕府との交流を通じてヤマトの文化を吸収し,工芸,芸能,祭祀及び風俗面で,独自の風土を有する豊かな文化と芸術を育んできており、現在に継承されている。
産業の特徴は、第3次産業の割合が高く、第2次産業の割合が低いことです。 また、自然が豊かな沖縄ですが、農業や漁業、ちく産業などが沖縄の産業にしめる割合は意外と大きなものではありません。
現在の沖縄県を支えている大きな産業は観光業であり、2005年には年間550万人もの観光客が沖縄へ訪れました。
(2)基礎データ
人口:1,365,725人 世帯数: 497,100世帯 (平成18年8月)
面積: 約2,273k?
産業比率:1次 2% 2次 14% 3次 84% (平成15年度)
完全失業率 8%
(3)県民性
複雑な歴史経緯から県人意識、郷土意識、同族意識が強く、沖縄の「イチャリバチョーデー(行き会えば兄弟)」という言葉は,地域の強い連帯意識と,親密な人間関係といった県民性を象徴する言葉である。
また,沖縄の「ウチナー(沖縄)タイム」という言葉は,せかせかしない独特の時間感覚を言い表しており、なんくるなるさ(どうにかなる)」という楽観主義的な思想、「いちゃりばちょーでー(寄らば兄弟)」という垣根のない人懐っこさ、おおらかで明るいのが本来の沖縄県の県民性です。
しかし、その反面、外来者に対して極端な警戒心を持っています。 内地に住んでいる人のことをナイチャー(=内地人)と呼び、沖縄人(うちな〜んちゅ)と区別しています。
(4)沖縄移住の特徴
美しい海、年中暖かい気候、ゆったりとした日常、楽園のような生活にあこがれて沖縄で移住を求める人が老若男女問わず後を断ちません。
理由はひとそれぞれですが、若者は「沖縄が好き、海が好き」という人が大半を占め、働き盛りの方は自分を取り戻し生き生きとした人生をおくるために、年配の方は定年退職後に沖縄でスローライフを楽しみたいという方が多いようです。
移住を行うに当たり沖縄生活の特徴をまとめてみました。
(a)物価
沖縄県の物価は安いと思われていますが、決して全てが安いわけではありません。
物価が上昇している物もあります。
上昇しているものとしては、教育関連費・光熱費・水道費・保健医療費・住居費などがあり、下降しているものは家具・家事用品、被服・履物、交通費、生鮮食品などです。
総務省の平成14年の全国物価統計調査によると、沖縄県の物価は全国比92.3。 それに対し県民一人あたりの所得は205万円で、全国比69。
つまり、7割の所得で1割引きのものを買う沖縄の生活がけっして楽園ではないことがわかります。
(b)仕事
沖縄の労働事情は本土と違いかなり厳しい環境にある。 その理由として、大企業の数が少なく、中小企業が多いため希望の職を得るのはかなり困難である。 また、沖縄は全国でも最も失業率が高い地域だと言われ、完全失業率は7.9%(05年11月)で地元の人達でさえ仕事を得るには困難なので、かなりの覚悟が必要だ。
求人情報を得るためには、本土と同じで新聞、求人雑誌、求人サイト、ハローワークが一般的である。
新 聞 −−琉球新報と沖縄新報
求人雑誌 −−Agre(アグレ)、ぱっしょん など
求人サイト −"Agre"、"ぱっしょん"のサイト、OKINAWA求人NAVI など
ハローワーク−那覇市,沖縄市、名護市、宮古島、石垣島
(c)住宅事情
沖縄の賃貸費は本土に比べると安価です。
しかし、沖縄で賃貸物件を借りる際には、沖縄県の人2名を保証人に立てなくてはならない場合があります。
知人が沖縄にいない移住者にとってはやっかいな話しで、保証人協会やライフプランを利用できる場合があるので、事前に充分確認が必要である。
保証人協会
経費1万円(初回)+保証人1人につき家賃1ヶ月分
ライフプラン
保証預託金:家賃の35%(初回)+保証料:家賃の1.5%(退去するまで毎月)
保証預託金は退去時に返納される
(d)交通
沖縄には鉄道が発達していないので車社会になっている。 大人一人に1台、必要と考えた方がいい。
つまり、車がないと沖縄の生活は成り立たないと考えた方がよい。
車の免許を持っていない方は移住前に免許取得を考えた方がよい。
(5)移住を決断する前に
沖縄移住に失敗し内地へ帰る人が1年で2万人はいると言われています。それも住み始めて1年以内にです。
沖縄はけっして楽園ではなく、人々が生活している場であることをしっかりと認識し、目的を持った移住計画を行うことが大切です。 現在の生活から逃れ沖縄で心機一転スタートしようとする現実逃避型はもってのほかです。
下のチェックシートを見て、今一度自分自身の気持ちに問いかけてみてください。
1.数回の沖縄旅行、またはテレビ番組や本からの情報で沖縄のすべてが楽園と信じていませんか?
2.沖縄人から笑顔で歓迎してくれるものと思っていませんか?
3.沖縄に行ってから仕事の情報を集めれば、なんとかなると考えていませんか?
4.移住することを目的としてしまい、それからが本当のスタートであることを理解していますか?
5.移住さえできれば仕事はなんでもいいと思っていませんか?
6.部屋探しや引っ越しは内地と同じだと思っていませんか?
7.情報さえあれば移住は簡単にできると思っていませんか?
8.美しい海に見慣れてしまった後の事を考えていますか?
9.移住の目的を明確に説明することができますか?
10.困った時には、誰かが手を差し伸べてくれるものと期待していませんか?
11.老いたときの生活スタイルがイメージできますか?
12.上京して働いている方は、なぜ故郷を離れて上京したか思い出してください。
さあ、あなたは、どうでしたか?
(6)移住情報
6−1.沖縄本島
■那覇市 人口 31万5613人 (平成18年7月末現在)
那覇市は沖縄県の県庁所在地として、沖縄県全人口の約の4分の1に当たる30万人あまりが住む行政・経済・文化の中心地です。
車社会の沖縄において、那覇空港と首里を結ぶ沖縄都市モノレール「ゆいレール」の沿線に住めば車の免許がなくてもある程度の生活はできるため、仕事・買い物・交通など利便性が高い街です。
一方、琉球王朝のシンボルである首里城、公設市場や平和通り、ひめゆりの塔や平和祈念公園など史跡が集まる場所でもあります。
那覇市HP:http://www.city.naha.okinawa.jp/
6−2.北部圏域
■伊平屋島、野甫島−−伊平屋村 (人口約1600人)
伊平屋島は、沖縄本島北部から北へ約41kmに位置し、沖縄最北端の東シナ海洋上に浮かぶ有人島で年間を通じて安定した温暖な気候である。アクセスは、沖縄本島運天港から伊平屋島前泊港までカーフェリーで約80分。
両島とも手つかずの自然が比較的昔のまま残され、近年、島の沖合で沖縄最大級のテーブル珊瑚が発見されています。
島の産業は、サトウキビと稲作が中心で、その他には”もずくめん”、”泡盛「照島」”、”伊平屋黒糖”、”
てるしの米”などがある。
若者がUターンできる島づくりのため、長期滞在型観光客誘致や空き民家コンドミニアムの運営など、島産素材を使った商品開発による産品ショップの事業拡大を図っている。
伊平屋村HP:http://www.vill.iheya.okinawa.jp/
商工会HP :http://www.okinawa-shoko.net/iheya/
6−3.中南部圏域
■渡嘉敷島−−渡嘉敷村 (人口約700人)
渡嘉敷島は、那覇から西へ30km、慶良間諸島の東端に位置する島です。全域が海岸国定公園に指定されており、抜群の透明度と世界屈指のサンゴ礁、数々の熱帯魚に彩られた景観でダイビングのメッカとして知られています。アクセスは、那覇市の泊港から渡嘉敷港まで高速船で約35分。
中央部から北側にかけて200メートルを越す山々が連なり、その間にあるわずかな低地と南側に集落を形成しています。冬になると、慶良間諸島の海域にザトウクジラがやって来て、国内有数のホェールウォッチングのポイントとして様々なイベントが開催されます。
渡嘉敷村HP:http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/
商工会HP :http://www.tokashiki.or.jp/
■座間味島、阿嘉島、慶留間島−−座間味村(人口 約1000人)
座間味島は、那覇から南西へ約40kmに浮かぶ大小20余の島々からなる慶良間諸島の中核となる島である。
アクセスは那覇市の泊港から高速船で約50分。
平坦地が少なくほとんどが山林地域である。 海岸線は50kmに及び、各島々の自然の景観は変化に富んでいる。また、透明度抜群の海と世界屈指の珊瑚礁、数々の熱帯魚にいろどられた海中景観は世界的なダイビングのメッカとして知られている。
阿嘉島は、有人島の中で2番目、慶留間島は3番目の島であり、座間味島と同様に透明度の高い海と世界屈指の珊瑚礁に囲まれ、ダイバーや観光客の人気を集めています。
UJIターン者の仕事は、ダイビングショップのスタッフや民宿・飲食店等のヘルパーなど観光関係がほとんどを占めている。また、移住者が毎年増えつづけており、慢性的な住宅難になっている。
座間味村HP:http://www.vill.zamami.okinawa.jp/
商工会HP :http://www.zamami.or.jp/
■栗国島−−栗国村(人口約900人)
栗国島は、那覇から北西へ約60kmに位置する孤島である。
アクセスは、那覇市泊港からフェリーで約2時間。
島の西端に海抜97メートルの絶壁があるが、その他の地はほぼ平坦で東方には景観の素晴らしいビーチがある。
気候は亜熱帯海洋性で、年平均気温も24.9度と四季を通じて温暖多湿。琉球舞踊の雑踊り「むんじゅる節」の発祥地としても知られています。
栗国村HP:http://www.vill.aguni.okinawa.jp/
6−4.宮古圏域
■多良間島、水納島−−多良間村(人口約1400人)
多良間村は宮古島と石垣島の間にあり、東西6km・南北4.3kmの多良間島とその西方約10kmにある水納島の2島からなるのんびりとした静かな村です。
アクセスは、宮古島からフェリーで約2時間30分。
亜熱帯気候に属し年中温暖で比較的からっとした気候で、手付かずの自然が残っている。琉球王国が中継貿易で栄えた中世には、沖縄本島と宮古・八重山地域を結ぶ航海上の要所だった。
農業が基幹産業で、サトウキビによる黒糖生産は東洋一といわれ質の良い黒糖を生産している。その他、野菜、葉たばこ等の農作物が栽培されていますが、近年は畜産業も草地開発事業の実施やセリ市場の開設で肉用牛の生産が盛んに行われている。UJIターン者には農業従事者が多い。
多良間村HP:http://www.vill.tarama.okinawa.jp/
6−5.八重山圏域
■石垣島−−石垣市 (人口 約47500人)
石垣島は、沖縄本島まで約400km、宮古群島まで170km、台湾へは260kmの位置にあり、八重山諸島の玄関口となっている。
アクセスは、東京から飛行機で約3時間、関西・名古屋・福岡からも直行便が運行しており訪れる人が多い。
島の中部は、県内で最高峰の於茂登岳(標高526m)などが連なる山岳地帯になっており、それを背にする格好で、南部には平野が広がっています。多様で豊かな自然環境を活かした農業、漁業、観光業を中心に経済活動が営ま
れています。
島の中部は、県内で最高峰の於茂登岳(標高526m)をはじめとする山々が連なる山岳地帯になっており、それを背にする格好で、南部には平野が広がっています。湾岸、半島、岬、海浜など多様で豊かな自然環境を有し、亜熱帯気候と島嶼郡からなる特性を活かした農業、漁業、観光業を中心に経済活動が営まれています。
今まで移住者といえば、20代の若年組と退職組が主流であったが、最近は30代から40代の働き盛りの壮年者が増えてきています。サラリーマンを退職しての移住者がほとんどであり、現在の沖縄移住の実態を象徴している。
石垣市HP:http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/
商工会HP:http://www.i-syokokai.or.jp/
(7)町や市の助成情報
UJIターンについての情報を記載しているサイトを下記します。
尚、この情報は平成15年のものですので、現在の情報は市町村の担当窓口に確認お願いしま す。
沖縄県地域・離島課HP内UJIターンについての説明
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=39&id=10066&page=1
(8)お役立ちサイト
−官公庁−
沖縄県庁 :http://www.hokubujutaku.co.jp/
宮古支庁 :http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/cateview.jsp?cateid=40
八重山支庁:http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=49&id=5462&page=1
しましまネット:http://www.nijinet.or.jp/
沖縄総合事務局:http://www.ogb.go.jp/
−新聞社−
琉球新報 :http://ryukyushimpo.jp/
沖縄タイムス :http://www.okinawatimes.co.jp/
八重山毎日新聞:http://www.y-mainichi.co.jp/
八重山日報 :http://www6.ocn.ne.jp/%7Enippo/
宮古毎日新聞 :http://www.cosmos.ne.jp/%7Emiyako-m/
−求人サイト−
WEB Agre:http://www.webagre.com/
ぱっしょん :http://www.web-passion.com/
J−warm :http://www.bokeno.com/index.html
Rookie :http://www.shigotoarimasu.com/top.html
−ハローワーク−
ハローワーク沖縄 :http://www.hellowork-naha.go.jp/
沖縄のハローワーク一覧:http://syokuan.net/archives/50022265.html
−不動産関係−
住みんちゅネット :http://www.suminchu.com/01.html
ヤーナビ沖縄住宅情報:http://www.yaanavi.com/
住宅なび沖縄 :http://www.jutaku-navi.com/okinawa/
賃貸ネット沖縄 :http://www.chintai.net/chintai/okinawa/