田舎暮らし情報,関西,滋賀県
滋賀県は,東日本と西日本,日本海側と太平洋側を結ぶ接点に位置し,古代から現在にいたるまで日本の回廊というべき役割を担ってきた。
日本一大きい琵琶湖は,湖は県域の約6分の1を占める。この湖を囲んで,古代の東海道・中山道・北国道が通り,後代には,北国街道・朝鮮人街道・御代参(ごだいさん)街道などが整備された。これらの街道の発達を通じ,中世以来の商業活動や市場の形成を促してきた。
県の中央にある日本最大の湖・琵琶湖は,かつては京阪地方と東日本や裏日本を結ぶ重要な交通搬送路となった。そして,県内を東海道,中仙道,北陸道が通り,県西部が京都に隣接するということから,物資の伝送地とし発展した。
大阪湾・伊勢湾・若狭湾に挟まれ、本州のくびれに位置する滋賀県は、日本海・太平洋そして瀬戸内海からの風の通り道になっています。そのため、ちょうど滋賀県が天気のかわり目になるのです。湖南・湖東は瀬戸内型、湖西・湖北は日本海型そして鈴鹿山麓は太平洋型の気候だといわれています。
●県民性
京都に接するという地域性からか,洗練された都会的な感性を持つ。また,この地は天秤棒に象徴される近江商人の地でもある。商才にたけ計算高いが,本質的に自らを律し,勤勉と禁欲を心がけている。そして,計画性があって,合理的な考えをする人が多い。
●滋賀県は,近江商人発祥の地
「売り手よし,買い手よし,世間よし」の「三方よし」
近江商人の経営理念は,「売り手よし,買い手よし,世間よし」の「三方よし」の心得。江戸時代の昔から商売のあるべき姿を確立していたのである。近江商人たちは,創業時は天秤棒を肩に全国を行商した。一定の販路と資本ができると三都(江戸・大阪・京都)をはじめ全国に出店した。井原西鶴が『日本永代蔵』で「鋸商い」と呼んだように,持ち下り荷(関西から関東や地方へ)・登せ荷(地方から関西や江戸へ)など,地域間の需給と価格差に着目して生産地から消費地へ生活必需品を流通した。「産物廻し」と呼ばれた。
【近江商人「商売の十教訓」】
1 商売は世の為,人の為の奉仕にして,利益はその当然の報酬なり。
2 店の大小よりも場所の良否,場所の良否よりも品の如何。
3 売る前のお世辞より売った後の奉仕,これこそ永遠の客をつくる。
4 資金の少なきを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし。
5 無理に売るな,客の好むものも売るな,客の為になるものを売れ。
6 良き品を売ることは善なり,良き品を広告して多く売ることはさらに善なり。
7 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。つけてあげられるもののない時は笑顔を景品にせよ。
8 正札を守れ! 値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ。
9 常に考えよ,今日の損益を。
10 今日の損益を明らかにしないでは寝につかぬ習慣にせよ。
11 商売には好況,不況はない。いずれにしても儲けねばならぬ。
●小江戸
彦根市:城下町,格子戸や白壁,いぶし瓦の町並,寺社,玄宮園,埋木舎。
●ランキング・日本一
総務省発表の2004年4月1日現在の日本の15歳未満人口は1781万人で総人口の13.8%,2003年の同時期と比較すると20万人少ない。子ども人口比率が最も低い都道府県は東京都で12%,ほとんどの道府県は13〜15%だが,沖縄県は第2位の滋賀県(15.7%)を3%以上上回る19%で,圧倒的に子ども人口が多い。
<2000年>人口増加率は4.3%全国1位,2位沖縄県 3.5%,3位神奈川県3.0% ,全国平均1.1%。
<2002年>4年制大学の学生数増加率の高さも1位,69.3%。 2003年4月には,「長浜バイオ大学」と「聖泉大学」,「びわこ成蹊スポーツ大学」が開設されますます増加。2位高知県26.0% ,3位群馬県25.0%,全国平均5.8%。
経済も元気な,有数の内陸工業県。
<1999年>
県内総生産額における第2次産業の割合が49.9%で全国1位,2位群馬県44.7%,3位茨城県43.8%,都道府県計31.7%。
<2000年>
平成12年国勢調査によると,第2次産業就業者数で働いている人の割合(全国平均 29.5%)は,38.3%で全国1位。2位岐阜県 38.7%,3位 富山県 38.4%。